家庭教師バイト

涼しい風が吹くようになりました。
秋になると、どうも感傷的になります。

「今」になにか不満があるわけでもなく、
どちらかと言えば満足しているのですが、
「あの頃」というワードが多くなります。

不思議ですよね。
過去は、楽しかったことしか覚えていないのです。
大変だったこともあるはずなのにね。

先ほど私の頭をよぎった「あの頃」は、
大学時代のアルバイトです。
実家を離れ、1人で生活をしていた時代、
両親に学費・生活費を出してもらっていましたが、
交際費は自分で何とかしようと頑張っていました。

真面目な学生生活を送ろうと思うと、
バイトする時間ってあまりないのです。

そこで、短時間で、ある程度稼げるバイトとして、
家庭教師のバイトをしていました。
英語だけは得意でしたので、英語専門です。

家庭教師を斡旋する会社に登録し、
そこから仕事をいただくのですが、
教えやすい生徒も居れば、
いやいやモード全開の生徒もいました。

家庭教師ですから、生徒のお宅にお伺いしますので、
ご両親、特にお母様との関わりも深いのです。

いつも美味しいおやつを出してくださるお宅もあれば、
我が子の成績が上がらないのは、
貴女の教え方に問題があるなんて言われたこともあります。

様々な経験をしましたが、
家庭教師バイト、今思えば、
とても楽しいバイトでした。